東京都は都内中小企業を対象として、「社会保険加入促進コース」と「配偶者手当見直しコース」の２種類の奨励金を創設しました。「社会保険加入促進コース」の対象となるのは、新たに社会保険の適用を受ける非正規雇用者の社会保険料に関する手当を新設する企業。「配偶者手当見直しコース」の対象となるのは、配偶者手当における収入要件を撤廃した企業のほか、配偶者手当自体を廃止し、の手当や基本給に繰り入れた企業です。
どちらのコースも交付を受ける際は都が設置した個別相談窓口の利用や社内周知、研修の実施などが必要になります。
また、国のキャリアアップ助成金と重複して交付を受けることも可能です。
(出典)労働新聞 2025年6月3日記事