東京・上野労働基準監督署は7月16日、働き方改革説明会を開催しました。東京働き方改革推進支援センターの古賀泰成相談員は、改革成功の「勘所」として、まず上司が率先して働き方を改善する姿を社員に示す重要性を指摘しました。
また、改革は一部のチームから始めるのが有効で、「良い噂が流れれば、改革は回る」と述べました。参考事例として、大手小売業で店長が年次有給休暇を積極的に取得し、社員の心理的ハードルを下げて有給取得を促進した成功例を紹介しました。上司の行動が改革を推進する鍵となることが示唆されました。
(出典)労働新聞2025年7月29日記事