参議院選挙 ~低賃金改定圧力は今年も~

毎年10月の最低賃金改定、ここ数年来の賃上げ圧力はすさまじいものがあり、バブル崩壊後の賃金停滞期の反動かのごとく、急激に毎年最低賃金は増額されています。今年も、既に最低賃金改定の議論が始まっており、まだまだ大幅増額の傾向に変動は見られません。

参議院選挙戦真っ只中ですが、各政党の最低賃金改定の方針を見ても、大幅改定増は間違いなさうです。

<参院選で主要各党掲げる最低賃金改定案>
自民    2020年代に全国平均1500円達成を目指す
立憲    全国で早期に1500円以上に引き上げ
公明    2020年代に全国平均1500円まで引き上げ
維新    生活費と乖離、実勢に合わせて引き上げ
共産    全国一律制を確立し、1700円をめざす
国民    全国どこでも1150円以上を早期に実現
れいわ   全国一律1500円を導入
参政    いびつな最低賃金と社会保障の関係を見直し
社民    全国一律1500円の早期実現
保守    (記載無し)

(出典)朝日新聞デジタル2025年7月11日記事