看護師を派遣し処分 2年半の間複数病院へ 東京労働局

東京労働局(増田嗣郎局長)は、労働者派遣法で禁止されている医療機関への看護師および准看護師の労働者派遣を行ったとして、派遣元事業主の㈱キャリア(東京都世田谷区)に対し、事業改善と一部事業に対する2カ月間の事業停止を命令した。 同法および同法施行令では、派遣先がへき地にある場合や紹介予定派遣などの例外を除いて医療機関に対する看護師などの派遣を禁止している。同社は少なくとも令和4年2月~6年10月までの2年半超、合計1206人日にわたり、複数の病院に看護師・准看護師を派遣していた。同労働局需給調整事業部によると、禁止業務への派遣で行政処分に至る例は珍しい。類似事案の発生を防止するため、セミナーなどを通じて、派遣元・先双方に対して法令周知やコンプライアンスの啓発を進めるとしている。

(出典)労働新聞2025年8月25日記事