6月18日、通常国会の参議院本会議で社会保険労務士法の改正法案が可決・成立した。本法案の大きな改正点として「労働社会保険諸法令ならびに労働協約、就業規則および労働契約の遵守の状況の監査(=労務監査)」が社労士の業務に含まれることが明確化された。その他「労働・社会保険諸法令の円滑な実施を通じて適切な労務管理の確立と適正な労働環境の形成に寄与すること」など社労士の使命に関する規定が新設され、豊かな国民生活と活力ある経済社会の実現に資することを使命として明記され、また社労士の裁判所への出頭・陳述に関する規定も整備された。
(出典)労働新聞 2025年7月1日記事