ブログ

しわ寄せは非正規に・・・

バブル経済の崩壊で企業の雇用環境は厳しさを増し、次々と正社員を非正規社員に置き換えていった結果、現在の非正規率約37%(平成29年度 厚生労働省資料より)に達している。パート、アルバイトなどは、事業主にとっては格好の雇用調整弁になっている。
コロナ禍によって業績が悪化した企業にすれば、最も負担の重い固定費である人件費を削減するためには、パート、アルバイトのシフトを組まない(組めない)ことも理解できる。自由な働き方を希望している方は別として、やむを得ず非正規で働く方も多いと思う。高止まりする非正規率を下げるためにできる事を考えないと、問題は解決しない。

出典:「店長の独断でシフト減らされ」 手当も途絶えた非正規(2021年5月7日 朝日新聞デジタル)

非正規労働

関連記事

ページ上部へ戻る