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勤務間インターバル制度って知っていますか?

みなさん、勤務間インターバル制度って聞いたことありますか?
私は社労士という仕事柄もあり知っていますが、果たして世間一般にはどの程度認知されているのか、怪しいと思っています。

勤務間インターバル制度というのは、一勤務の終了後、一定時間以上の「休息時間」を設けることで、働く人の生活時間や睡眠時間を確保するというもので、具体的に言えば、今日の勤務の終業時刻から、明日の勤務の始業時刻までの、勤務と勤務のインターバル時間を一定以上確保しましょう、ということです。
長時間残業が常態化している会社では、必然的にインターバル時間が少ないので、業務を効率化して長時間残業の見直しましょうという事につながります。

数年前に急に世間に浸透した感がある「働き方改革」では、実は「勤務間インターバル制度」がこっそり定められていました。
しかし導入は義務ではなく努力義務だったので、世間の関心も低く、結果として企業の導入率が伸び悩んでいます。
新聞記事によれば、現在の導入率は4.2%、政府は2025年までに15%以上に引き上げたいそうです。

ちなみに勤務間インターバル制度を導入する会社が申請することができる助成金もあります。

出典:勤務間インターバル、導入15%以上へ 現在は4.2%(朝日新聞デジタル 2021年5月25日)

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