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外国人技能実習制度の闇

新聞を読んでいたら、またもや外国人技能実習に関する記事に目がとまった。
今度は夕張メロンもとい農業ではなく、漁業の現場の労働力不足の記事?との予想は外れ、外国人技能実習生の失踪についての記事だった。
外国人技能実習生が日本で働く場合、本国の「技能実習制度における送出機関」を通じて日本側が受入することになるのだが、本国側の送出機関が外国人労働者のブローカーとなり、日本での技能実習を希望する者から高額な仲介料を取っている例も後を絶たないという。

今回の記事では、高額な仲介料を返済するには技能実習制度での賃金では賄えず、そのため日本入国後に失踪する例が多いという。
氷山の一角に過ぎない記事だろうが、今後ますます労働力不足が進み外国人就労への門戸が開かれる日本、本国、日本とも対応を期待したい。

出典:ベトナム5社からの実習生、半年間受け入れ停止 入管庁(朝日新聞デジタル 2021年6月19日)

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