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7.122021
朝活のすすめ
とあるネット記事を読んでいて目が留まったこと、それは日本人の労働生産性の低さについての記事だった。日本の労働時間は諸外国と比べて長いという印象があると思いますが、数値上だけみると1990年代以降、日本の労働時間も減り続け、今やアメリカなどよりは労働時間が短いともいえますが、実はこれにはからくりがあります。非正規雇用の増加により、短時間勤務者の割合が増えたことにより平均値としては労働時間は減ったように見えるだけで、正規雇用者についてはあまり減っていないのです。
ある記事で気になったのは時間数ではなく、その中身について書かれていた事でした。あるデータによると、労働生産性の低い人は、労働時間の約8割が使途不明な時間だという事です。1日8時間勤務のうち6時間以上は使途不明な事に時間を費やしているという衝撃的なデータ。確かに直接的な仕事以外に使う時間もそれなりに必要であることは理解できても、はっきり突きつけられると衝撃的です。
そんな中、人間の集中力が高く、維持できるのは午前中であるということで間違いないそうです。大事なことは午前中の集中力が高いうちに済ませる、こんな習慣を心がけるだけでも仕事の効率が少し上がるかもしれません。
出典:OECDデータ