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障害年金Q&A【障害年金と収入の関係について】

【問】障害年金を申請する予定ですが、現在も将来的にも一定程度の収入があります。収入がある私でも障害年金は申請できるのでしょうか。

【答】原則として障害年金には収入要件はありませんので、収入がある事のみの理由で認定されないということはありません。

障害年金の申請にあたり、収入があるからと言って、直ちに申請をあきらめる必要はありません。
障害年金を申請するための要件に「収入要件」はありません。ただし、収入が給与収入である場合、その就労形態は障害認定の審査に考慮されます。障害年金は、けがや疾病による障害で「日常生活や就労に支障が生じている」ことが基本要件とされています。就労していると言っても、その形態は様々です。障害者雇用のように障害があることを理解したうえで配慮ある就労であれば、特段問題はありませんが、普通の一般就労であれば、「日常生活や就労に支障が生じている」とはみなされず、審査で認定されない可能性はあります。
なお、20歳前障害基礎年金を受給している場合は例外で、一定の所得要件が課されています。これは、20歳前障害基礎年金を申請する際、「保険料納付要件」を課されないこととの公平の観点から設定された要件とされます。

参考:障害年金Q&A【20歳前障害基礎年金と所得制限】

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